No.3 マインドフルネスと心の仕組みABC理論
こんばんは。
Bijyuアンバサダーの中村美日子です。
今日はマインドフルネスヨガワークショップを開催しました。
まず、マインドフルネスの中身に入る前に、多くの方に理解してほしいと思う心の仕組み=理論というものがあります。
私が心理学を勉強してなるほど!!!と思ったことです。
それがABC理論です。
A=出来事
B=信念
C=結論
です。
ある出来事Aに対して、人は●●だということを思う。
例えば、太郎さんが花子さんに挨拶する。
すると花子さんは挨拶を返さずに通り過ぎる。
これがAという出来事です。
さて、なぜでしょう?
1、聞こえなかった
2、無視された
3、太郎さんのことが嫌い
そう、1〜3がC結論です。
人はこの状況に対し、1〜3などさまざまな解釈をします。
その解釈の根本はB=信念にあります。
どういう前提・思いこみ・信念があるのかでだいぶ違うのです。
「人から嫌われる」
「無視される」
「ないがしろにされる」
「大事にされない」
という、思い込みを持った人はきっと、2.3だと思い込むことが多いでしょう。
でも、どれだけたとえ嫌われていたとしても「嫌われるわけがない」と信じている人は、無視されていたとしても
「聞こえなかったんだ〜」とお気楽に思うでしょう。
だから、その心の中の大前提が何か?これが人生への解釈に大きく影響します。
わかりますか?????
これは日々日常行われる自己対話という頭の中の会話を見つめることで、わかります。
自己対話の端々に必ず自分をどのように自分で扱っているかが分かる部分があるはずです。
その自己対話の分析=制限のない形の瞑想
つまり考えてもよく、考えている内容に気づく瞑想によって知ることができるのです。
だから、「自信がない」という自己対話があれば、自信がないようなことを突きつけられる出来事に遭遇します。
だって物事をそう捉えているから。
他の人にとっても決してそんな風に思わせられない事実だとしても、その人にとってもそう見えてしまうのですから、どんどん集まってきます。
「誰からでも愛される」という前提があり、そういう自己対話をしていると、ただ単に余っていたお菓子をもらっただけなのに、
「愛されている!!!」という結論になり、
「愛されている出来事ばかり起こる」と信じてやみません。
そんなわけで、心の仕組みは出来事に問題があるわけではなく、
さらにはその解釈は決して事実ではないことであって、勝手に頭の中で事実にしているということになります。
そのうえでマインドフルネスではどうするのか?
その部分を今後少しずつ書いていきます。
気長にお付き合いくださいませ。
では素敵な夜を?
Mico
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中村 美日子