No.17 疲れていてやるべき事が出来ない時は・・・
こんばんは。
最近本当によくこんな質問を受けます。
疲れている、と。
どうしてもやる気が出ない。
と。
一言でいうと、
夏だからね!
中医学ではこの時期は寝て過ごすのがいいと言われる時期。
でも・・・
それだけではないです。
やるべきことは分かっていても、
疲労感があって前に進めない。
これもマインドフルネスを実践することで、
大分変ります。
まず、
「元気を出して、前に進まなくては」
という自分自身への説教をやめることです。
その気持ちそのものが、意気込み、消耗します。
いつかの自分みたいにできる自分を想像して、
その自分が輝かしいものになっていると、
つい「やれるよ!頑張れ」と言ってしまうんです。
でも違います。
疲れていることを認めます。
身体のどこに疲れがたまっているのかを感じます。
そして、「やるんだ!」という意思をいったんは放棄します。
物事があるがままお姿では困ると思う時、
それを認めようとすると非常に強い苦痛を感じます。
「私はもっとできるのに」
これって、本当は「私はすごい人間だ」って思ってるからです。
「私はすごいんです」って思っている。
でもそういう現実が来ない。
やろうと思っても、出来ない。
だから自信まで失っていく・・・。
そんな時、「すごい・できる自分」と思っていることだけをまず認めること。
そして、そんな自分は今は水面下にあっても
価値は変わらないと知っていると気づくことです。
さらに、身体にたまった疲れが特にどこにあるのかを探します。
胸なのか?
腰なのか?
頭なのか?
そんな身体の感覚を知ったら、
「ケアしてなかった」と言うことを認め、
ゆっくりとその部分に向けて呼吸をします。
いつからそのコリのようなものがあったのかも、
感じようとします。
あるがままに認める
これはとても難しいことです。
それがあってほしくない形のことが多いからです。
あるがままではなく、
こうあってほしいという方の自分にシフトするだけの力がない時、
無理やりいかない!
絶対無理やりやらないんです。
「おい!!さぼるなよ。やれ!!!」
と言わない。
疲れているね〜
ってゆっくり呼吸します。
コリを感じて。
ぜひやってみてください。
元気があれば何でもできるんだから。
まず元気を取り戻していきましょう。
Mico
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中村 美日子