No.2 マインドフルネスとは?
こんばんは、Bijyuアンバサダーの中村美日子です。
今日は最近テレビでも取り上げられているマインドフルネスについてお話します。
まず、マインドフルネスとは?
「物事はあるがままに受け入れ現在の瞬間に価値判断をせず、
注意を向けることによって現れる意識=気づきのこと」です。
意識を向ける先は、なんであれ人生の側面で、大抵当たり前だと思っていたり、特別注意していないものに注意を払います。
そして、ある物事に注意を払う際、その物事が期待通りの姿ではないとしても、あるがままの物事に注意を払うことが大切です。
日常のわかりやすいものに置き換えて説明しますね。
例えば、お皿を洗う、洗濯物を干す、歯磨きをする、身体を洗うなどなんでもいいのですが、
それに対してただその様子がどんなものなのか観察します。
私はお皿を洗うのが嫌いなのですが、注意深くその行動のどこに「嫌」を感じるのか観察してみました。
すると、自分が洗おうとしていない食器に蛇口から出てくる水が当たり、それが飛び散り、シンクの外まで濡れます。
気づくと服や周りがびしょびしょになっている様子に嫌な気持ちを覚える。
(これをほかの方に説明したら、「それは皿洗いが下手だわ、そんなにびしょびしょになるなんてどうかしている」と言われました。)
ところが、食器が綺麗になっていく過程には快感さえ感じていることにも気づきます。
そう、この部分が思い通りになっていないということもあるということです。
苦手苦手と思っていたけれども、「いい!」と感じる側面もあるというのは大きな気づきでした。
そうなると、何かを洗うときにはほかの食器が蛇口の下に行かないようにするだけで、
だいぶ不快感が軽減されていくことにも気づきました。
このように一つ一つの行動を注意深く観察し、さらにそこから得る気づきのことをマインドフルネスと言います。
ぜひ、注意深く、意識を向けて、一つ一つをただ見つめてみてください。
丁寧に過ごすだけで、心が座り、人生が積み重なっていくような感覚があります。
次回は、心の仕組みについてお伝えします。
素敵な一日をお過ごし下さいませ。
Mico
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全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター
中村 美日子