日傘で夏のおしゃれを楽しみましょう!
夏本番を前に各地で大雨……外は蒸し蒸していて少しだけ憂鬱。
そんな雨の日に必要なのは雨傘!そしてこれからの季節雨でなくとも欠かせないのがおしゃれな日傘!もちろんUVカットは大切なポイント。最近は雨晴れ兼用の傘もたくさん出ていますが私はやっぱり別々が好き。
雨降りには雨の日用の、気分が晴れるような、楽しい模様やきれいな模様、明るいお色の傘がいい。また日差しが強い夏の日には少しでも涼しげに、明るい太陽の下で負けない華やかさがあったり飛び切りおしゃれな傘がいい。とはいえ着ているお洋服とのバランスもありますね……。
そういえば、少し前にフランスに行ったとき必ず立ち寄りたいお店の一つに選んでいたのが、サンジェルマン通りに面したメゾンの一つ、おしゃれな傘屋さん“アレクサンドラ・ソジュフェール”。探してみると、ありました!お店の入り口からとってもおしゃれ。ドキドキしながら中に入るとうっとりするほど素敵な傘がいっぱい!!
デザインはシンプルでも生地の色が色とりどりの傘。フリフリのレースがたっぷりのお姫様気分になるエレガントな傘。大胆でモダンな傘。ハンドル部分もいろいろなデザインで楽しくなりました。そんな日傘……歴史を見ると東洋では中国が古く、西洋では古代ギリシャのころから使っていたとのこと。はじめは貴族の天蓋や僧侶の日よけとして使用されていて、権威の象徴だったという事です。
そして先ほどの私が立ち寄ったお店のようにフランスにおしゃれな傘が伝わったのは1533年にイタリアのメディチ家からアンリ2世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスが持ち込んだといわれています。日傘はお日様をよけるという働きだけではなくおしゃれの象徴というのがよくわかりますね。フランスでは女性のアクセサリーとして多くの女性たちに広まったようです。
選ぶのに大変なくらいとてもおしゃれなデザインが日傘に多く見られるのも納得しますし、そのころの絵画にもパラソルを持った女性が多く描かれているのを思い出されます。
最後に日傘は今やおしゃれだけではなくUV機能がとても大切で、外側の色より傘の内側のお色が重要なポイントだそうです。
傘を差したとき足元から反射する日差しが危ないんですって!!
さて、こんなことも気にしながら気に入った日傘、さがしてみませんか?
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サロン・ド・テーブルUmemoto
代表
梅本 光江
その後、ヨーロッパのフラワーアレンジメントやテーブルコーディネートに関心を持つようになり、インストラクターを取得。
現在、札幌で唯一のお花・お料理・テーブルセッティングを中心としたおもてなしとマナー教室、そしてプリザーブドフラワーの教室を開講。その他、ギフトやウエディングブーケ、ディスプレイなども手がけている。