サロン・ド・テーブルUmemoto 代表 梅本 光江 連載コラム 暮らしを彩るWatashiiro 第12回「4月の誕生石はダイヤモンド」

4月の誕生石はダイヤモンド

4月新年度が始まり真新しいランドセルを背負う児童、少し大人びた制服姿の学生たち。
どの笑顔もなんだかちょっぴり気恥ずかしくもうれしそう!!
そんな季節が始まります。
足元も軽やかに、はおるコートも優しげで、せっかくだから私らしいジュエリーも。
なんて、気持ちもしぐさもピシッと前向き、晴れやかでとてもすてきな春が訪れます。
さて……選びたいジュエリーは?いろいろ考えて誕生石!はいかがでしょう。
例えば4月の誕生石……それはダイヤモンド。女性なら誰もが憧れるジュエリーの一つですね。
ダイヤモンドは、ギリシャ語で「征服されない」という意味があるそうで、この地球上の何よりも硬く、古くから勝利や栄光を象徴する石とされ、お守りの力があるといわれて来ました。
また日本名では金剛石と言い、その硬さ、透明さから「純潔」「永遠の絆」を意味する石と言われています。
そう言えば、私の誕生日は11月で黄金色のトパーズが誕生石。4月生まれだったらよかったのに……なんて考えた10代の記憶も脳裏をかすめます。

また6〜7年前を振り返ると、ちょうどウェディングコーディネーターとして専門学生にその教えの時間をいただくことがあり、日本の挙式、海外の挙式、着物のこと、ドレスのこと、織物のこと、ブーケのこと、結納のこと、そして結婚のことなどたくさんの事をお話しさせていただきましたが、その中にジュエリーのこと、誕生石のこと、結婚指輪のお話もありました。

たとえば、新郎からいただくダイヤの指輪は、左手の薬指が心臓につながっているといわれていて、その薬指にはめる事で、永遠の愛を誓い、二人の愛が固く変わらないという事から今も受け継がれているというお話もありました。
自然の中から生まれるこの鉱物であるジュエリーは今も昔もずーっと私たちに寄り添ってたくさんの幸せを導いてくれたことでしょう!

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4月のダイヤモンド、ちょっぴりよそ行きな感じのジュエリーですが、その“透明感”と美しい“きらめき”は、これから未来にはばたくこの春の季節にぴったりな感じがするのです。
最後にちょうどダイヤモンドをテーマにと考えていたことも重なり、新しいデザインで私のジュエリーも4月で生まれ変わり、また人生に寄り添ってもらうことになりました。
どうぞこの春、誕生石を身に着けて軽やかにお出かけしてみませんか?

サロン・ド・テーブルUmemoto 代表 梅本 光江
監修
サロン・ド・テーブルUmemoto
代表 

梅本 光江

学生の頃から花の美しさに魅せられ華道を学ぶ。
その後、ヨーロッパのフラワーアレンジメントやテーブルコーディネートに関心を持つようになり、インストラクターを取得。
現在、札幌で唯一のお花・お料理・テーブルセッティングを中心としたおもてなしとマナー教室、そしてプリザーブドフラワーの教室を開講。その他、ギフトやウエディングブーケ、ディスプレイなども手がけている。