顔が老けて見えるポイント〜大切なのは原因をしること〜 第10回老けて見えるポイント〜「首~くび」

老けて見えるポイント「首〜くび」

「首」というものはなかなか厄介な老けて見えるポイントです。

「首」はお顔にしていいのか?体にしていいのか?中途半端なむずかしいところですが、ほぼ人から見えているということで、お顔!ということでよいのではないでしょうか。

「首」の老けて見えさせるポイントをわかりやすく大きく説明すると

1.首が太い
2.首が短い
3.首のシワ、たるみ
となります。

これらは、お顔の印象として大きな影響を与えます。

イメージ

まず、1の「首」が太いということ 若いうちは「首」は細いです。 あまり太くなりにくいです。

正確に言うと加齢により太くなるということより、むくみ、コリなどがつき太くなるということです。

もちろん、余分な脂肪もつきやすくなるということもありますが、耳の下のリンパや血流の低下により、耳の下がぷっくりと下にかけて膨らみ全体的にむくむのです。そして、「首」は太くなります。

その他には、年数による首の疲労。
例えば長い時間のパソコン、スマホ、猫背などいろいろですが首の関節ひとつひとつの間が、コラーゲンやエラスチンなどの弾力低下や軟骨のすり減りにより縮まっていきます。これが2の「首」が短くなるということです。

しかし、脂肪や皮膚も一緒に縮まってくれるわけではないので、その余りは首のシワ、たるみとなって現れるのです。 それが、3の「首」のシワ、たるみです。

つまり、短くなりそれはまた太さをうみます。 短くて太いということは、さらに太く短く見えるわけです。

シワ、たるみもあるし、その太さに顔はひっぱられ、顔も首に向かい伸びてゆくのです。

人間の頭の中で、 自然と「首」が太い短い=おばさんという感じ という印象の構図は出来上がっているものです。 若々しい「首」は華奢でスッとしているからです。

ぜひご自分の老けて見えるポイント探しの一つに「首」もよくご覧になってはいかがでしょう? きっとシワ、たるみは気にしていらっしゃる方は多いですが太さや短さに気づいている方は少ないのではないでしょうか。

「首」をケアするには生活習慣(体の動き)や、血行、リンパの流れの促進が一番です。 ですので通常、お顔のセルフマッサージはお勧め致しませんが「首」は大いにして頂きたい部分なのです。

フィルドリップサロン オーナーエステティシャン 小柳亜紀
監修
フィルドリップサロン
オーナーエステティシャン

小柳 亜紀

1996年広告代理店から独立し起業。2001年fildlipにてインストラクターのディプロマを取得。
2002年フェイシャル専門のエステティックサロン「fildlipサポートサロン円山店」をオープン。
2003年「fildlipサポートサロン狸小路店」として中央区狸小路に移転。
フェイシャル専門のエステティシャンとして、あらゆる肌トラブルに対応してくれるお肌のスペシャリスト。
15年以上通い続けるゲストがいるほど、技術同様キメ細やかな接客に定評がある。