老けて見えるポイント〜「シミ」
老けて見えるポイントの一つに「シミ」があります。
「シミ」があるということは当然ながらプラスに働くものではなく老化を漂わせます。お化粧などである程度のカバーはできますが100%は難しいことです。また、お化粧を落とした時とのギャップがとても激しくなり心を穏やかにはしてくれません。
その「シミ」はたくさんの女性を悩ますものの一つです。
では「シミ」は何かというと、すごく簡単にいうと人体の老化現象です。
ただし原因には個人差が存在します。
その個人差の1つめは老化現象の現れかたの大きな違い。
2つめは種類の違い。
1つめの老化現象の現れかたというのはその人それぞれの環境や体質により、出てくるタイミングが全く違うということです。
例えば、日焼けしたときに「赤くなって黒くならない人」「赤くなって黒くなる人」「すぐに黒くなる人」などがいます。皆さんこのような認識はあると思います。そして、これと全く同じように日焼けで「シミになりやすい人」「シミになりにくい人」「何年か経ってからシミになる人」などがいるということです。
みなさん同じ条件のもとに「シミ」ができる訳ではないのです。
要するに同じ原因のものでも(ここでは日焼け)ひとりひとり全く違う「シミ」という老化現象が出てくるのです。
2つめの種類の違い
原因となる「シミ」の種類は本当にたくさんあります。
まずは自分の「シミ」がどの種類の「シミ」なのか理解しておく必要があります。それによって対処法が変わるからです。
「シミ」がたくさん出来てしまう前に自然と理解していた原因と対処法が正解であった幸せな方もいます。それは本当にラッキーなことです。
次に途中で「シミ」ができて、気付き、正しい対処によりなんとかキープできた方。そして!未だにわからず間違った方法により改善できず進行する「シミ」を抱えつづけている方。一度立ち止まり原因の振り返りをぜひしていただきたいのです。またこのお手伝いをするのが私の喜びでもあります。
そして「シミ」の種類にもどります。
たくさんの種類が存在するので全部は書けませんがよくあるものとして、
1.先天性のシミ(そばかす)
2.紫外線によるシミ
3.傷跡の色素新着によるシミ
4.女性ホルモン、副腎皮質ホルモンの異常によるシミ
5.精神ストレスによる自律神経異常によるシミ
6.強い刺激、有害物などによるシミ
7.肌糖化によるシミ
などがあります。
もちろん、これらのシミはすべて紫外線を過剰に浴びると濃くなるのでUVカットなどで防ぐことは必要です。ですが、例えば5の自律神経異常によるシミなどは紫外線を防ぐだけで良くなることはありません。
個々の原因を知る。ということはそれだけ大切なことと言えます。
知る、そして改善をする。老けるポイントをひとつひとつなくしていきましょう。
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フェイシャル専門のエステティシャンとして、あらゆる肌トラブルに対応してくれるお肌のスペシャリスト。15年以上通い続けるゲストがいるほど、技術同様キメ細やかな接客に定評がある。