老けて見えるポイント「フェイスライン」
見落としがちで意外と大切な「フェイスライン」。年齢とともに「フェイスライン」は少しずつ崩れていきます。 ほんの少しの崩れです。 しかし、これが老化とあか抜けなさを感じさせるものです。 若ければ若いほど「フェイスライン」はシャープでハッキリとしていますが、皮膚のたるみや弾力の低下により耳から下の「フェイスライン」が加齢により下がっていきます。
それは柔らかなものですので、ゆるみのような下がり方です。 シャープさはなく、左右の均等さもなく、ゆるっと落ちていくのでぼんやりとしたラインを作ります。 そして、人間の頭の中ではそのぼやっとしたライン=老けているという風な認識ができあがっているのです。 いちいち意識はしていないものですが、誰もがそれが老化なんだと捉えています。
その「フェイスライン」の崩れを改めて細かく分析します。
1つめはアゴの中心部の下のゆるみです。 ここは比較的自覚のしやすい場所であり、中心部なので自分自身でとても見やすい箇所です。 中心のアゴの下がたぷっと太ったわけでもないのに2重アゴのようであったりします。 終いには首とつながり、アゴの下が隠れずにいるためアゴがないような感じになります。 とは言っても、そこまで行くにはなかなかの時間がかかるとは思いますが…
2つめは耳の下のむくみです。 ここの部分は自分で非常に見えにくいので、とても気付きづらいです。 しかし、大変重要な部分なのです!
その理由は残念なことに、他人からすごくよく見える箇所ということです。 髪で隠していると少し見えづらいですが、だからといって隠れたからよし!ということにはなれません。 耳の下というのはたるみもありますが、大きなリンパ節があるので、血行やリンパの流れが滞るとむくみが出てきます。
最初のうちは時々であってもそれが加齢とともに慢性化し、常にむくんでいるような状態になります。 そして、それは大きなたるみとなり耳よりも飛び出ているくらいの大きな膨らみとなる場合もあります。 結果、お顔が大きくなってしまうのです。
アゴの下のゆるみ
耳の下のむくみ
これらは「フェイスライン」を大きく変化させます。 そしてその下がった部分が、お顔全体をひっぱり下げ、例えばたった3ミリほどのたるみがかなりのお顔の大きさとなるのです。 そして、境界線の「フェイスライン」をはっきりとさせる努力を日頃から意識して行うと若々しく、印象がはっきりとし、元気さやフレッシュさがでます。 老けて見えない為に、とても大事にしたいことです。
[バックナンバー]
2002年フェイシャル専門のエステティックサロン「fildlipサポートサロン円山店」をオープン。
2003年「fildlipサポートサロン狸小路店」として中央区狸小路に移転。
フェイシャル専門のエステティシャンとして、あらゆる肌トラブルに対応してくれるお肌のスペシャリスト。
15年以上通い続けるゲストがいるほど、技術同様キメ細やかな接客に定評がある。