老けて見えるポイント〜「ほうれい線」その2
その2では「ほうれい線」は一体どのようにしたらいいのか!?というところから始めます。
「ほうれい線」というのは加齢により出来てくるものならば皮膚全体のお手入れ同様、保湿したり血行を良くしたりなどで自分にあった正しいお手入れをすれば良いです。 「表情筋」の衰え、これは人それぞれのパーソナリティの「表情筋」であり、決して悪いものではないと考えています。 そして「ほうれい線」は消すことではなく、最も必要なのは「ほうれい線」の角度!これが最も重要な問題なのです。
鼻から口角に「ほうれい線」が存在していたとしても、その八の字の角度が少しでも最後が上の方(横に)いっていて出来るだけ真下に下がっていない状態でいれるようにする!ことがとても重要です。 この線が下に下に向いているとお顔が疲れてみえるし、さびしく見え老化が進んでるイメージや印象を与えます。 しかし、この「ほうれい線」が横に向かっていると表情が若々しい魅力的な印象となります。
それだけ「ほうれい線」とは「表情筋」と密接に関わり、自分自身で作り上げている部分は少なくないのです。 これは自分で少しでも角度が下に向かないよう年齢を重ねれば重ねるほど自分の表情をコントロールする必要があります。 仕事をしている女性(特にサービス業や接客業)は無理に口角をあげようとし、よけいな負荷がかかりすぎて濃く深い「ほうれい線」が出来ている場合が多いです。
このような自分の環境も見つめながら、表情筋を上手にコントロールすることがとても大事なのです。
ただし、ここで注意が必要なのは口から下の「ほうれい線」です。 腹話術の人形のアゴの線といいますか、口角よりアゴに向かいしに下がる線。 これが出来てしまうとかなり老化を感じさせ、線がどのような角度であれ存在がステキな感じにはなりません。
この線は作らないのが一番ですが、出来ない為にするべきことは少しだけあります。 アゴにはたくさんのリンパ節があるので、やはり血行やリンパの流れを良くしておくのは大切です。アゴのリンパ節の流れが滞るとアゴがどんどん大きくなっていきます。年齢とともにアゴは大きくなってしまうのです。 そのため、出来るだけ老廃物を流しておくことは大切です。
あとは歯や歯茎のコンデションも大切です。 噛み締めクセや噛み合わせの悪さもアゴに疲労を与え2本の「ほうれい線」が作り出されていきます。
アゴが大きくなってないか
アゴが疲れていないか
この2つのチェックは大切です。
それでも、老化とともに出て来てしまうものです。 それはそれで受け入れる努力も必要です。 100歳で「ほうれい線」が何も無いなんておかしいものですから。
それまで出来る限りの努力は、色々な形で自分を幸せにしてくれますし、素敵なことだと思います。
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2002年フェイシャル専門のエステティックサロン「fildlipサポートサロン円山店」をオープン。
2003年「fildlipサポートサロン狸小路店」として中央区狸小路に移転。
フェイシャル専門のエステティシャンとして、あらゆる肌トラブルに対応してくれるお肌のスペシャリスト。
15年以上通い続けるゲストがいるほど、技術同様キメ細やかな接客に定評がある。