結露について
1.結露の原因結露の原因とは、シンプルに申し上げますと、「内外の温度差」と「湿度」です。
お部屋の内側と、外側での温度差がある状態で、湿度が高いと行き場を失った水蒸気が、水滴となり現れてしまいます。(窓)
もちろん、お部屋自体のなかでも、温度差が発生して、水蒸気の量が限界を越えると水滴となって現れます。(床や壁)
結露対策で基本となるのが、「温度差をつけすぎない」「水蒸気をため込まない」ということが大切です。
ですから、以下のような対策をとっていただくと効果が見込まれます。
- 1.換気の実施(換気扇をまわす・毎日5〜10分程度窓を開ける)
- 2.洗濯物を室内干ししない(浴室換気扇を利用する)
- 3.残り湯をためない・入浴後浴室に、冷水をかける
- 4.家具を、壁に近づけ過ぎない(5〜10cm程度壁から離して設置)
- 5.クローゼットなども定期的に換気を実施する。(除湿機能のある製品を利用する)
- 6.除湿器をつかう
- 7.お部屋を暖めすぎない(ストーブの設定温度の見直し)
- 8.ポータブル式のストーブを利用しない
上記の対策は、何か新たに購入するというよりも、日常の生活を少し見直していただくだけのものが多いと思います。
ほんの少し生活を変えていただくことで、より快適な生活が送っていただけるのでは?と思います。
結露は放置すると、建物にダメージを与えるだけでなく、カビやダニなどから人体にも悪影響を及ぼすことがございますので、気になることがあるようでしたらぜひご相談ください。
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監修
株式会社ロゴス
代表取締役
株式会社ロゴス
代表取締役
金澤 亜紀子
大手不動産会社に勤務後、2015年株式会社 ロゴスを設立。戸建て・マンション・収益物件など、様々な不動産に関する案件を幅広く手がける。
地元ハウスメーカーとのコラボレーションイベントも定期的に開催し、特にライフスタイルに合わせた住宅提案は評判。
不動産のことで迷ったら「まず彼女に相談」という方も多く、不動産を活用した資産運用も多数手がける。