活性酸素を減らす生活で美肌と健康を手に入れましょう
ここ最近活性酸素についてお伝えしてきましたが、今回は活性酸素を減らす生活をテーマにお話ししていきたいと思います。
活性酸素とは、身体を守るため白血球が作り出す異物を排除する物質ですが、増えすぎてしまうと自分の細胞を酸化させてしまい、老化や病気の原因に繋がってしまいます。
増えてしまう主な原因として、
紫外線・排気ガス・電磁波・たばこ・食品添加物・医薬品・農薬・ストレスなどがあげられます。
まだ年齢が若い時は体内の抗酸化酵素によって修復されて健康が保てるのですが、40代になると抗酸化酵素は激減するといわれております。
そこで、自ら活性酸素を減らす生活習慣の知識を身に付け、予防対策に繋げ美肌と健康を保つにはどのような生活を送っていくのがよいのか、いくつかお伝えしたいと思います。
1.有酸素運動
ウオーキング、ヨガ、ストレッチなど軽めの運動。新陳代謝アップ
2.適切な睡眠
熟睡から3時間程で成長ホルモン(若返りホルモン)が出るため5時間〜6時間睡眠が最適
3.抗酸化作用のある食べ物
ビタミンC,Eなどの抗酸化力の強い野菜や果物、ポリフェノールなど活性酸素除去に役立つ食べ物の摂取
4.煙草を控える
体内のビタミンCを大量に消耗してコラーゲンが作れなくなり、肌のはりを失い動脈硬化もすすんでいきます。
5.お酒を飲みすぎない
肝臓がアルコールを分解しますが、その際に活性酸素が発生するため、お酒の量が多いほど活性酸素も増えてしまうため飲み過ぎは注意。
6.紫外線対策
活性酸素が増えてしまいダメージを受けやすい為、浴びない工夫を。
7.ストレスを溜めない
緊張によって血管が収縮して血流が弱くなり、その後に血流が回復した時に活性酸素が大量に発生してしまいます。
どれも『わかってはいるけどなかなか……』といった意見が多いかもしれませんね。
意識するだけでも『程ほど感』が出ることは、積み重ねとして大事なことと思います。
今はまだ大丈夫!と思っていても年齢を重ねて辛くなったり、しんどくなった時にやればいい……では様々な身体の機能が下がった時にはじめても身体は思うように動いてはくれません。
まだ働き盛りで、免疫・代謝機能が高いうちに気を付けている積み重ねが、あとあとに自分にとって良いかたちで身体が示してくれるのではないかと思います。
『健康はお金で買えない……』それだけ身体の機能を阻害していまう生活を送る毎日だからこそ、自分の身体を守ることはこれからさらに必要となっていくのではないでしょうか?
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トータルビューティーサロン ヴィラ
オーナーセラピスト
大場 理恵
全国でも珍しいイオン棒を使った施術が好評を呼び、2013年には東京店をオープン。
サロンワークの他、美容コラムの執筆・イベント出演など幅広く活動。