活性酸素を増やしがちな生活とは?
身体を酸化させてしまう活性酸素について、今回も引き続きお話をしていこうと思います。
活性酸素を増やしがちな生活を知っておくことで、身体から活性酸素を減らす生活習慣「酸化防止」がみえてきます。
活性酸素が増えることで健康な細胞が酸化してしまい、内臓や皮膚、骨などの組織にダメージを与えてしまう……。その結果訪れる癌などの大きな病気や老化を防止し、いつまでも健康と美容を保てる習慣をつくっていきましょう!
1.ストレス
ストレスは中々解消できない……、ストレスを感じるのは仕方ないでしょ……と思う方は多いと思いますが、ストレスを感じると体がどのようになってしまうのかを改めて知ることで、ストレスを溜めたくない!と思っていけるのでは。
ストレスを受けると、身体はストレスを緩和する「副腎皮質ホルモン」を分泌するのですが、一緒に活性酸素も作られてしまいます。
血管が収縮し血流が悪くなっていき、血流の再開と一緒に大量の活性酸素を出してしまいます。
また、ビタミンCの消費量も増えるため、美容にもダイレクトに影響を受けてしまうと思うと、ストレスは自ら活性酸素を増やしてしまう原因と言えるでしょう。
2.食生活
最近は手ごろなジャンクフードや脂っこい食べ物。これらを多く摂取することで、通常は腸内で分解される脂質が、過剰摂取によって分解しきれず、肝臓で解毒されます。その際に活性酸素が発生してしまいます。
食品添加物を含む食生活が続くとさらに大量の活性酸素が作られるため、バランスのとれた食事内容や食べ過ぎなど自ら気を付けていくことがとても大事になっていきます。「毎日の食生活=予防」を特に意識していきたいと思うと、腹八分目でやめることの大切さがわかりますね。
3.運動
えっ?運動?身体にいいことでは?と思ったと思いますが、何事もやりすぎは禁物。激しい運動のことを示しています。
激しい運動を続けていると、大量の活性酸素が発生してしまう原因に。無理をせず長く続けられる軽い有酸素運動といった内容にしておくくらいが、身体の負担も軽減されます。
4.喫煙・お酒
煙草には活性酸素である過酸化水素が含まれ、煙は有害物質を排出しております。アルコールは適量であれば活性酸素を減らしてくれますが、摂取量が多いと分解するときに胃腸や肝臓に負担がかかり、活性酸素が発生してしまいます。
飲みすぎには注意が必要です。
5.電磁波
目に見えない分、知っているけどまぁいいか……となってしまいがち。パソコン、携帯、テレビゲームなどの電化製品は電磁波を排出しています。電磁波にさらされる時間が長いほど活性酸素が発生し、身体の負担や病気のリスクが高まることになりかねません。
このような項目のほかにもまだ原因はありますが、知識があることで予防に繋がると思いませんか?できるところから始めて、日々の生活で無意識に「程ほど感」が芽生えてくると「楽ちんな生活習慣」のサイクルが見えてくるのではないでしょうか?
次回は、活性酸素をさらに減らしていくために「取り入れたらいいこと」をお話していきたいと思います。
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トータルビューティーサロン ヴィラ
オーナーセラピスト
大場 理恵
全国でも珍しいイオン棒を使った施術が好評を呼び、2013年には東京店をオープン。
サロンワークの他、美容コラムの執筆・イベント出演など幅広く活動。