大場理恵連載コラム　第6回活性酸素を体内に増やしてしまう原因とは？

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活性酸素を体内に増やしてしまう原因とは？

活性酸素を体内に増やしてしまう原因とは？

前回は活性酸素についてお話をしました。今回は活性酸素を増やしてしまう原因をお話したいと思います。
活性酸素はそもそも身体に必要なもので、体内に入り込んだ細菌などを駆除してくれる役割があるということは前回にお話をしました。
しかし、活性酸素が増えすぎてしまうと細胞にダメージを与えることにもなってしまい、栄養と老廃物の出し入れがスムーズにできなくなって老朽化していきます。
活性酸素が増えることは、老化の原因に繋がってしまう……、それを防ぐために「抗酸化作用」といった成分を摂取することで活性酸素を減らすことに繋がると、最近話題になっていますよね。
摂取することも必要な時代になってきてはおりますが、体内で増やしてしまう原因を知り、作られる量を減らしていく予防もとても重要なことです。

活性酸素を増やしてしまう原因の代表的なものを具体的にお伝えしていきますので、体内で作られる量を減らすための予防策として参考にして頂ければと思います。
今回は活性酸素が与える肌への影響をお伝えします。

紫外線がシミ・シワといったお肌のトラブルの原因になることは、ご存知の方も多いことかと思います。そのためのUVケアは欠かせませんよね。
ただ、お肌トラブルは紫外線が原因というより活性酸素によるもので、外部からの有害な刺激から肌細胞を守る為に活性酸素がたくさん出てしまうためです。
つまり、紫外線を浴びると活性酸素が増えすぎてしまうことになります。

そのため、肌細胞は酸化状態となり、コラーゲンや線維組織なども酸化してしまいます。若々しい肌の弾力が失われ、潤いがなくなり、ハリもなくなり、シワができやすい……などといった症状が老化に繋がってしまうのです。
紫外線を多く浴びないようにする対策や防止も必要ですが、やはり体内で活性酸素を減らすために「体質を万全に」しておくことが最も大切なことです。
睡眠、バランスのとれた食事、ストレスを溜めこまない……など、当たり前のことを意識して行動に移していく「楽ちんな生活習慣」のサイクルを目標にしていけることが身体から活性酸素を減らせる特効薬になるのでは！と考えます。
次回は「楽ちんな生活習慣」に取り組みたくなる、活性酸素を増やしがちな生活とは？を引き続きお伝えしたいと思います。