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活性酸素は老化現象を早めてしまう……体内の酸化とは？

前回のドロドロ血液のお話で、活性酸素について少し触れました。今回は活性酸素についてお話をしたいと思います。
最近、「水素水」が話題になっているのも活性酸素によって体内の錆びつきを防ぐ働きが注目されてのことですが、活性酸素がどのようなものなのか？どのような働きをしているのか？などお伝えしていこうと思います。

私たちは「呼吸」によって酸素を体内に取り入れ、酸素を使って食事で摂った栄養素を燃やし、エネルギーを作り出しています。取り入れた酸素の約２％が強い酸化作用を持つ活発な酸素＝酸化させる力が強力と言われているのです。活性酸素は本来は身体に必要なもので、酸化力が強いということは殺菌作用が強いということなので、体内に入り込んだ細菌などを駆除してくれる役割があるのです。また酵素の働きを促進する効果もあるため、活性酸素は身体の細胞を維持するためにはとても必要なものであるのです。

しかし、活性酸素が増えすぎてしまうと酸化力が強い為、細胞にダメージを与えることにもなってしまい、栄養と老廃物の出し入れがスムーズにできなくなって老朽化していきます。
体内の活性酸素が増えることは、身体を錆びやすくさせてしまい、酸化は細胞の老化が早まることとなり、体内のあらゆる組織が衰えるため「活性酸素は老化の元凶」と言われるほど活性酸素から身を守る重要性が指摘されているのです。

活性酸素を増やしてしまう原因の代表的なものをあげるならば……