入居審査について（1）
賃貸物件を借りる際には、入居審査がございます。
物件を管理している管理会社やオーナー様によって、色々と異なる部分はあるのですが
一般的な部分について今回はお話しさせていただきます。
1．お部屋を借りる際に、事前に用意しておきたいもの
まず、お部屋を借りる際のことに関しましては以前書かせていただきましたが、入居審査に時間がかかりすぎて、せっかく気に入っていただいたお部屋に住むことができるのが遅くなってしまったり、他の方にとられてしまったりするととても残念ですので、以下のご用意を事前にしておいていただきますとスムーズに契約まで進むことができると思います。
①本人確認書類
免許証、保険証、パスポートなど本人確認書類には様々なものがございますが社会保険証をご用意いただくのが一番良いかと思われます。
理由としましては、会社に在籍していることの証明も兼ねることができますので入居審査をする側としても信頼できる書類になるからです。
社会保険証がないからといって、全くダメというわけではないのですがお持ちの方は、ご持参いただくとよいと思います。また、免許証を利用される場合は、住民票の住所地に住所変更を完了しておくのを忘れないでください。
②保証人にお願いしようと思っている人に依頼する
すべての賃貸物件に保証人様が必要というわけではないのですが、一般的に入居審査の際に保証人さんの内容に関してお問い合わせがあります。
保証人様は、親御様やご兄弟姉妹でかつ現役でお仕事をされている近い血縁のかたが望ましいですが、少子化や社会情勢の変化に伴い保証人様を頼む方がいない頼みにくいといった方も増えてきております。その際は、保証会社が利用可能なお部屋であれば利用するのですが緊急連絡先として親族の方をおたていただくことになります。
ですので、いずれにせよお願いしようと思っている方に転居を検討していることと、その際に保証人もしくは緊急連絡先をお願いしたい旨を事前にお伝えいただいたほうがよいです。
2．入居審査でブレーキになりがちなこと
不動産屋に行った際に、ご希望の条件をお伝えしてお部屋を探していただくことになるのですが、お部屋によって入居条件は様々ですので全ての気に入ったお部屋に住めるわけではございません。
以下の入居審査でブレーキになりがちなことを事前に担当営業マンにご相談いただくと良いと思います。
① 保証人を頼む人がいない
最近は、保証人なし・保証会社のみで借りることのできるお部屋もふえていますが 保証人がいないと借りられないお部屋もあります。
②勤務先等
夜のお仕事をされている場合、職種を問わず入居者と生活時間帯が異なるのでお断りされるケースもあります。
③未入籍のカップルで入居したい
事実婚で入籍されていないかた、結婚予定は先だけど同棲したい方はお二人ともに保証人様をおたていただき、入居できるケースも多いですが、借りることができないお部屋もありますので、事前にお伝え下さい。勿論、お友達同士のルームシェアも同様です。
④小さいお子様がいらっしゃる
ファミリー物件で小さいお子様がいるからと言ってお断りされるケースは少ないのですが、建物の構造上足音が響きやすいなど、音の問題などでお子様がいらっしゃる場合はお断りさせていただくというお部屋もまれにございます。
上記に当てはまるからと言って、お引越しができないわけではございませんが事前にご相談いただいた方が、スムーズなお部屋探しにつながりお客様のストレスにもならないと思います。
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株式会社ロゴス
代表取締役
金澤 亜紀子
