サロン・ド・テーブルUmemoto 代表 梅本 光江 連載コラム 暮らしを彩るWatashiiro 第18回「Wine(ワイン)の季節」

Wine(ワイン)の季節

実りの秋……そう、季節は暑かった夏にさよならをして澄み切った空が広がる初秋を迎えました。
北海道は春・夏・秋・冬がはっきりしていて、秋は秋刀魚や農作物を収穫する大切な季節でおいしいものも沢山!!そしてそんなおいしい食べ物に欠かせない日本酒やワイン、外せないですよね。 そのワイン最近は名前もラベル(エチケット)も多種多様で、さほどワインに詳しくない私は教室で使うワインや、お客さまを迎えるとき、家族でゆっくりいただくとき… そのいずれの時もワイン選びに戸惑ってしまうのです。そんなときは決まってお酒コーナーの担当者やソムリエの方にお手伝いいただくという調子です。

必ず尋ねられるのが、どんなお料理に合わせますか?金額は?女性が多いですか?なんて聞かれると思います。
最後の女性が多いですか?にどんな意味が込められているのか私自身一度も訪ねてみたことはありませんが…。 そんなやり取りをして最終的にはラベルも含めて気に入ったワインを持ち帰るパターンです。

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でも…知っていましたか??こんなにして選んだおいしいワインもいただくグラス一つでおいしく飲めたりそうでなかったりするのです! 数年前に自宅で開いた“ワイン会”リーデルの方が来てくださっていろいろ教えてくださいました。 ワインの特徴である渋みや酸味、味や香りをうまく引き立てるには、その特徴あるワインにあったグラスでいただくのがより美味しい!のです。 グラスのボール部分の大きさや形が口の中にワインが流れ入る際の角度や場所で味わいがまるで違うのです。 初めて体験した時はまるで手品のような驚きと感動でしたが…納得です。

赤ワインや白ワイン、シャンパーニュのようなスパークリングのワイン…
本当に味が違うのでグラスが大切なことを知りました。
でも基本はおいしいお食事と美味しいワインを楽しくいただく!!という事が一番大切なことですから雰囲気!演出!も忘れられないことの一つだと思うのです。
それは…大好きなグラス、思い出のグラスなどそれぞれエピソードや想いのこもったグラスも大切にしたいですね。これから…秋もどんどん深まってワインも楽しくおしゃれに味わいたいもの。 大好きなワインをいただくお気に入りのグラスを探してみてはいかがでしょうか?

サロン・ド・テーブルUmemoto 代表 梅本 光江
監修
サロン・ド・テーブルUmemoto
代表 

梅本 光江

学生の頃から花の美しさに魅せられ華道を学ぶ。
その後、ヨーロッパのフラワーアレンジメントやテーブルコーディネートに関心を持つようになり、インストラクターを取得。
現在、札幌で唯一のお花・お料理・テーブルセッティングを中心としたおもてなしとマナー教室、そしてプリザーブドフラワーの教室を開講。その他、ギフトやウエディングブーケ、ディスプレイなども手がけている。