トータルビューティーサロン ヴィラ オーナーセラピスト 大場 理恵 連載コラム 第11回 知ってましたか?静電気が体に及ぼす影響とは?

知ってましたか?静電気が体に及ぼす影響とは?

静電気というと、「バチッ!」という痛い症状を頻繁に起こしている人や、乾燥が続く季節などに起こりやすい人などを多く見かけますが、「しょうがない出来事」と思っている方も多いのではないでしょうか?
静電気がよく起こる人は起こる原因がちゃんとあり、それは人体に悪影響を及ぼしてしまうため、決して「しょうがない出来事」と言ってはいられないのです。

今回は、静電気が起こす悪影響についてお話をしたいと思います。

人は心臓や脳、細胞レベルでの活動に血液や体液と同じようにとても微弱な電気が流れています。
人間ドックや病院では様々な検査でこの微弱電気が正常に流れているかを測ります。(心電図や脳波など)
微弱電気が正常に流れているかをみるということは、電気の流れを阻害する要素があると「不健康」ということになるのです。

自分の体に微弱な電気が流れていることを知らない人も多い為、静電気を起こしていても大した問題ではないと思われがちなのは事実です。不健康な症状を改善するため様々な治療や施しの対処療法をしていても、なかなか効果的な改善には辿り着いていない現実があるのでしたら、改めて「体のしくみ」について知っておくことで、日々の努力が活かせる生活を送れるのではないかと思います。 通常の健康体は「バチッ!」という静電気が起こる前に自然に放電しているはずです。しかし、体に流れる微弱な電気が滞ってしまうと電気が静電気として帯電し、体内に溜め込んでいくことで体に様々な影響をもたらすのです。「バチッ!」という静電気を起こしている人はそれだけ体に悪影響を及ぼす要因を体内に蓄えてしまっていることになるのです。

静電気が溜まると起こる主な影響として、以下のようなものがあげられます。
・血流が悪くなる
・血糖値が上がり疲れやすい、体力の低下
・免疫力の低下
・肩こりや腰痛、冷え性が起こりやすい
・膝、足首などの関節の痛み
・貧血になりやすい
・皮膚病を起こす

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このように体調不良などの症状を引き起こしやすい原因になってしまいます。
体内に静電気を溜めてしまう『静電気体質』を抱えていると、カルシウムやビタミンCが流失してしまいます。結果、健康や美容に悪影響を起こし、免疫力が低下すると空気中のホコリやダニ、ウイルスなど寄せ付けてしまう……。花粉症などは体質そのものの改善がいかに大事かということになりますね。

私たちの体の中には目には見えない流れがあって、その流れを正常にし止めないことが大切です。対処療法だけではなく、体質そのものの改善・予防策を知っておくことで自然放電体質に戻していきたいものですね。

次回は、『静電気体質』になってしまう原因、改善・予防策についてお話をしたいと思います。


トータルビューティーサロン ヴィラ オーナーセラピスト 大場 理恵
監修
トータルビューティーサロン ヴィラ
オーナーセラピスト 

大場 理恵

札幌の大手サロン勤務後、自分自身がより近い距離でお客様と向き合うことがキレイへの近道と考え、トータルビューティーサロンを2004年開業。
全国でも珍しいイオン棒を使った施術が好評を呼び、2013年には東京店をオープン。
サロンワークの他、美容コラムの執筆・イベント出演など幅広く活動。